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【アシガール】ドラマの感想〜第11話「走り抜け!愛のために!」【ネタバレ】

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『あらすじ』はかなり書き込んでるので

長いですが、暇つぶしにお読みくださいませ!

 

アシガール 小説

 

【こちらから管理人のまとめに全話飛べます】

アシガール 1/2話 あらすじ&感想
アシガール 3話 あらすじ&感想
アシガール 4話 あらすじ&感想
アシガール 5話 あらすじ&感想
アシガール 6話 あらすじ&感想
アシガール 7話 あらすじ&感想
アシガール 8話 あらすじ&感想
アシガール 9話 あらすじ&感想
アシガール 10話 あらすじ&感想
 アシガール 11話 あらすじ&感想
アシガール 12話最終回あらすじ&感想

 

 

『アシガール最終回まであと少し。

 

では、NHKドラマ『アシガール』あらすじ&感想。

 

第11話!!『走り抜け!愛のために!』

▶︎カテゴリー別

アシガール ドラマ 11話までのあらすじ ネタバレ

とっさのアイデアで

松丸の『阿古姫』(川栄李奈)と着物を入れ替え

なんとか追っ手を巻こうとしていたが

逃げる途中で『唯』は

高山の手先に捕まってしまう。

 

 

そうこうして

『阿古姫』と間違われ連れ去られた『唯』は

高山の若君『宗熊』(加藤諒)と

結婚させられようとしていた。

 

 

一度自力で脱走しようとするが

高山の若君『宗熊』にバレて邪魔をされ

逃げ損ねてしまう。

 

 

そんな中『唯』が連れ去られたことを知った

『若君』は自ら高山の城に乗り込むことに。

 

 

『阿古姫』がさらわれたと聞き、

急ぎ羽木城まで駆けつけた

『阿古姫』の兄『義継』に扮して・・。

 

 

夜中にひっそりと殿には内密に

羽木城を出ようとした『若君』

 

すると『吉乃』の指示で『唯』の家来

『悪丸』が高山までお供に入ることになる

  • でんでん丸
  • まぼへいくん
  • 煙玉
  • ゴーグル

という未来の武器を手にして。

 

 

翌朝、高山の城では

『宗熊』と『唯(阿古姫)』との

結婚式に向け準備が進んでいた。

 

 

前もって『若君』の切実なお願いで

阿古姫の兄『義継』から高山に向け

 

「結婚前に一目阿古姫の無事を

確認しに行きたい」

 

という手紙を出してもらっていた。

 

 

その為、危険ではあったが

『若君』が高山へ忍び込むのは容易であった。

 

 

そんな裏の事情を知らない『唯』は

『阿古姫』ではないと周りにバレたら殺される・・

そうずっとビクビクしていた。

 

 

だが急遽、目の前に現れたのが

『阿古姫』の兄と芝居をする『若君』の姿だった。

 

 

目をまんまんるにして驚く『唯』だったが

ひとまず落ち着き、芝居を続ける二人。

 

 

高山の当主『宗鶴』との面会が終わり

とりあえず結婚式の準備をすることになったが

 

 

今宵『唯』の式の支度中に

急にあたりに煙が充満して来た。

 

 

『若君』が『唯』を助けるために

行動を起こした合図だった・・・

 

 

 

さて二人は無事に逃げることができるのか?!

 

アシガール ドラマ 感想とあらすじ ネタバレ

この煙は一体!!!・・・

何事じゃー!

何事じゃー〜!!

 

 

 

唯「若君〜><」

 

(あたりは煙が充満しており何も見えない)

 

 

宗熊「阿古姫〜!!」

 

 

『宗熊』からは見えていないが

近くで『唯』のことを探している

 

「阿古姫ーー!!」

 

 

近づいてくる・・・

 

 

次の瞬間!

 

唯「きゃ!!!」

 

 

煙であたりが何も見えない状況で

腕を掴まれた!

 

 

「わしじゃ・・!」

 

 

唯「・・え?!」

 

 

(ゴーグルをつけた若君だった。)

 

 

思わず抱きつく『唯』

 

「若君ー><!!」

 

 

ごつん!!!!

 

 

若君「大事ないか・??」

 

(勢いよくゴーグルのさきで頭をぶつける)

 

唯「だ・・大丈夫で・・す〜」!!

 

 

『唯』は『若君』の背中におぶられ

煙の中を抜けると、城の門番の前まで来た。

 

 

(門の前には門番が門を塞いでいた)

 

 

しかし堂々と『若君』は出て行く

 

 

門番「何者だ!!」

 

 

若君「この霧の正体もわしにはわからぬが

このような時こそ!

 

騒ぐことなく

己の役目を全うせねばならぬ。」

 

 

そう当たり前のように伝えると

 

門番たちは、城のお偉いさん?(笑)

と勘違いし、改め手に持っていた槍を納め

 

 

門番「はっ。」と礼をした。

 

 

(門番役にたってない・・単純(笑))

 

 

続けて『若君』は威厳を武器に

 

 

「この煙(霧)の状況なので

一旦この場を去ることにした」と真顔で伝えると。

 

 

「左様でございましたか・・。」

 

何の疑いもなく門番たちは門を開けた。

 

 

その門の横で隠れていた『悪丸』も急遽合流し

 

若君、唯、悪丸の3人は

無事に城の外にでることができた。

 

 

(出て行った後で)

 

 

城の門番A「あのお方たちは何者じゃ?」

 

城の門番B「えぇ?!お前が知ってると・・」

 

顔を見合わせる。

 

(チーン笑 もうコントですね。)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃、羽木では・・・

 

 

『阿古姫』が若君たちの帰りを心配し

心傷から少し体調がすぐれないようだった、

 

それを心配し、一応介抱していた『成之』

 

 

阿古姫「ありがとうございました。」

「もう大丈夫ですので・・。」

 

 

成之に一礼をする。

 

 

成之「このところ仏間にこもり、

ずっと祈っておられたようだが・・。」

 

 

 

阿古姫「大したことでは・・」

 

 

 

成之「・・忠清のことでござるか?」

 

 

 

「一昨日、供を連れ、城を出るのを見かけました。」

 

 

「よもや、唯の介の為

高山領へ向かったともいいますまいな?」

 

 

 

 

阿古姫「・・・・・・・。」

 

(すると、静かに涙しながら話す阿古姫)

 

 

阿古姫「私と兄が送り出しました・・・。」

 

 

 

 

 

成之「・・!」

 

 

 

阿古姫「必ずや、唯の介を救い出すと・・

そう仰せになり・・。」

 

 

 

成之「何と・・・・・阿呆じゃ・・・」

 

 

(敵陣の本拠地に乗り込んだ若君に

多少呆れ顔の成之)

 

 

阿古姫「私も一度は覚悟を決め、

送り出したのですが、やはり不安で・・・」

 

(また涙を流す。)

 

 

(すると阿古姫は成之の方を向き両手をつき)

 

 

阿古姫「成之様・・!!」

 

 

「どうか成之さまのお力で・・!」

 

 

「何とか、二人を救い出すことができませぬか・・!」

「高山には・・・手連れ(知人)がおられるはず・・・。」

 

 

 

成之「そなた・・・。なぜそれを?」

 

 

(もう今はそんなことはどうでも良い

と言わんばかりの表情で成之を見つめる)

 

 

阿古姫「お願いです・・!!!」

 

「お二人をどうか・・!!」

 

 

 

成之「わしに頭を下げるくらいなら!!」

 

「なぜ忠清殿を止めなかったのじゃ!!!」

 

 

 

阿古姫「・・幸せになっていただきたかったのです!

忠清さまが想われる方と共に・・・・。」

 

 

 

(成之は黙って阿古姫を見つめながら呟いた)

 

 

成之「こやつも・・アホじゃ。」

 

 

(お前ら何やってんだよ・・

と言わんばかりの表情だ)

 

 

そっと近く成之。

「それで?」

 

「忠清殿は今どこに・・?」

 

 

 

(阿古姫が成之を涙顔で見あげた・・。)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

当主『忠高』の前にて、作戦会議・・・

 

 

忠高「(忠清が)高山の本城に!!??」

 

 

(成之が若君が『義継』に扮し高山の城まで

唯の介を助けに行った事情を説明すると)

 

 

(忠高の表情が険しくなる)

 

 

忠高「あの!!おおたわけが!!」

 

 

(すぐさま小平太が口を開く)

 

 

小平太「恐れながら!!」

 

「この小平太に

高山攻めをお許しくださいませ!

 

 

「すぐにも

若君さまを連れ戻して見せます!!」

 

 

信近「私からも、何ぞお許しを!」

 

 

(すると成之が冷静な声で呟く。)

 

 

 

成之「それはあまりに、思慮が足りませぬ。」

 

 

 

小平太「・・・!!!」

 

 

(成之を睨みつける)

 

 

信近「思慮が足りぬだと・・・!!!」

 

 

成之「ここで迂闊に攻め入れば、

 

忠清殿の正体を高山に明かすようなもの、、」

 

 

「忠清殿をますます窮地に追い込むことに

なりませぬか・・?」

 

 

(確かに)

 

 

 

小平太「・・・・くっ!!!」

 

 

 

成之「今は速やかに小垣へ向かい、

状況を探る方がよろしいかと?」

 

 

 

小平太が『忠高』に向か直し話す、

 

 

小平太「私が参ります!!どうぞお許しを!」

 

 

 

すると成之が、

 

 

「いいえ。」

「私がまります。」

 

 

 

冷静かつ、冷たい視線話す。

 

 

(また何か企んでいるのかと、

そう感じる小平太)

 

 

小平太「これ以上、若君に何をされるおつもりか!!!」

 

 

(成之が振り返り小平太を逆に睨む。)

 

 

すると忠高が口を開いた・・

 

 

 

忠高「・・共に行け」

 

 

「一刻も早く忠清の無事を確かめるのだ!!」

 

「はようせい!!!」

 

 

小平太「は!」

成之「は!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃若君たちは、

高山城を逃れ、山の麓を歩いていた・・・

 

 

 

草木が茂る山道を眺め、

 

若君「・・山に入るぞ。」

 

 

後ろを振り返り『唯』と『悪丸』に伝えた。

 

 

(高山の追っ手から逃れるには

この山を超えるしかないようだ。)

 

 

すると若君が唯の方を見て話す、、

 

 

若君「救いに行ったはずが。

 

かえって難儀をかけることになった。」

 

 

 

その表情を見て『唯』は笑いながらいった

 

「全然おっけいで〜す〜!」

 

 

逆に「さぁ行きましょう!」と声をかけ

ムードが暗くならないように若君を気遣った。

 

 

(さっさと先を歩く唯を眺め、

若君は少し微笑んだ。)

 

 

 

若君「悪丸、行くぞ!」

 

悪丸「はい!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その夜『天野』家の寝床では・・・

 

 

『信近』が夜中寝ていると・・・

うっすら人の気配がする。

 

そっと目を開けるとそこには

 

『信茂』(尾形イッセー)が座っていた。

 

 

信近「ぉぉぉあ!」

「まだ起きていたのですかぁ・・!!」

 

 

(びっくりする信近)

 

 

(すると意味深なトーンで話し始める)

 

 

信茂「唯の介は何もんじゃ・・」

 

 

「返す返す・・一国の総領が足軽一人に

命をかけるとは尋常ではない・・・。」

 

 

「なぜ若君は唯の介にそこまで・・・。」

 

 

「唯の介とは何者じゃ・・・・。」

 

 

(おじぃが少し何かを疑い始めてます。)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌朝、若君たちは・・・・

 

 

夜通し寝るまも惜しみずっと歩いていた。

 

 

若君「・・・はぁはぁ」

 

「川に沿って歩けば迷わぬと思ったが・・」

 

(どうやら三人は少し道に迷ったしまったようだ)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃、高山の城では・・・・

 

 

「殿!!!!!!」

 

猛ダッシュで家来が走ってきた。

 

 

宗鶴「どうした?!」

 

 

 

家来「その・・・!」

 

 

 

「・・・・阿古姫は城におられると・・・。」

 

 

 

宗鶴「ん?(どういうこと?)」

 

 

(すごく言いにくそうな雰囲気で・・)

 

 

 

家来「・・我らが捉えた姫は偽物であったと!!!」

 

 

隣にいる宗熊が聞き返す

 

 

「・・・に、偽物?」

(状況が読めずキョトンとする宗熊・・)

 

 

 

家来「それだけではございません!!!」

 

 

 

「松丸『義継』を名乗り、この城にやってきたのは!」

 

 

 

「羽木家!嫡男!『忠清』にございました!!」

 

 

 

 

 

宗鶴「!!!!!!!!」

 

 

「忠清・・・・だと・・・!!!!」

 

 

 

 

「・・・忠高のせがれが?!

 

 

「この手の届くところに・・・!!!」

 

 

 

 

「・・・おったというのか・・・!!!」

 

 

「グヌぅぅぅ!!」

 

 

物を蹴飛ばし、立ち上がる!

 

 

『宗鶴』がキレる!

 

 

 

 

 

「おおおおおおおおおおぁぁ!!!!

 

 

「山狩りじゃ!!!!!!!」

 

 

 

「忠清を黒羽へ・・!!」

「父親の元に返してはならぬ・・・・!!!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

若君たちは山道をひたすら歩いていた・・・・

 

 

唯「もうだめだ〜」

「二日で水だけなんて・・・新記録です〜!」

 

若君「ふふ。」

 

 

(すると目の前にキノコが生えていた)

 

 

唯「は・・!」食べようとした瞬間

 

 

若君がそれを掴み川へ投げ捨てる。

 

「腹を壊すぞ?」

 

 

唯「若君こそなんでそんな普通なんですか・・?」

「何も食べてないのに・・」

 

若君「そうじゃの・・。」

 

 

「実のところ、大将の一番はやせ我慢じゃ。」

 

 

(若君は小さい頃に

父から教わった教育方針について語る。)

 

 

唯「小さい時からそんなこと・・・。」

色々感慨深い若君の話に感心していた。

 

 

すると『悪丸』が走ってきた!

 

「若君!向こうに寺があるぞ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山の中に見つけた、お寺でご飯を食べているシーン・・・

 

 

唯「ん〜ー〜うまい!!!!」

 

 

僧侶「それはよ〜ござった。」

 

悪丸「ん〜うまい!」

 

僧侶「おかわりは?」

 

 

唯・悪丸「是非もらいます!」

 

 

和尚様「今日はここでゆっくり休まれて行きなされ」

 

 

 

だが若君は冷静に、

 

若君「お心遣いありがたいが、

我々はすぐにここを経たなければならぬ。」

 

 

(ご飯を食べながら横目で)

 

唯「え・・・!もう?!!」

 

(まじ・・という表情の唯)

 

 

 

しかし和尚様はそれを止める

 

「おやめなされ。」

 

「この辺りは熊がいます。

夜道も見分けがつかぬことが多い」

 

 

「慣れたものでも迷うことがあるほど。」

 

 

 

若君「いや・・・」

 

 

 

(そう返した次の瞬間、後ろから声がした。)

 

 

 

 

「放って置かれませ、和尚様。」

 

 

 

声の主を見ると・・・

 

 

 

あの『如古坊』だった!

 

 

 

(お前、やはり生きていたのか・・

ってなります。)

 

 

 

唯「あ!!!あんた!!!」

 

 

(唯が箸を休め、一気に警戒モードに。)

 

 

その雰囲気をみた和尚は、

 

「如古坊をご存知でおりましたか?」

 

 

すると若君が話す。

 

 

若君「なぜ、このような所に・・?」

 

 

 

和尚様「先代の住職を訪ねてきたのです。」

 

「それ以来ここでお仕えしております。」

 

 

如古坊は和尚の隣に座し、話した。

 

「村で高山の兵士たちが話しておった。」

「羽木の若君を何としても捉えるようにと。」

 

 

 

(どうやら高山の兵士たちが

必死で若君たちを探しているようだ)

 

 

 

和尚様「羽木の若君・・・?」

 

 

 

若君「いかにも。我、羽木九八郎忠清と申す。

高山より逃れ、この山中に入りました」

 

 

「山を越え、小垣を目指す所存にござる。」

 

 

 

すると如古坊が小さく呟く。

 

「出て行かれよ。」

 

 

和尚様「如古坊。」

 

 

落ち着けと言わんばかりに

和尚がフォローに入るが、

 

 

 

如古坊「主を匿ったと知れれば、

和尚様の身も危のうござる!!」

 

 

 

 

如古坊「すぐにここを発て!!!」

 

 

 

(突き放すような言い方に

如古坊を睨みつける『唯』)

 

 

だが冷静に和尚が話す。

 

「・・・そのような懸念は「無用」

 

 

(お寺の仏様を見あげ)

 

 

和尚「我が主人は、目の前で難儀するものを

お助けするのみ。」

 

 

 

そう一言話し

唯たちをみて笑みを見せた。

 

 

 

若君「和尚・・。」

 

 

和尚様「小垣までは長うござる、

ゆっくりおやすみくだされ。」

 

 

(如古坊はどこかむすっとしているが

唯と悪丸は喜んだ。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その夜お寺では・・・

 

 

悪丸と唯は同じ寝床

若君は奥の寝床へ

 

 

警戒する唯は悪丸に伝える。

 

 

唯「如古坊が高山の連中に

告げ口するかもしれないから寝ちゃダメだよ!」

 

 

悪丸は目を見て答える。

 

 

悪丸「心得た!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(次の瞬間、爆睡してる二人(笑)

まあ二日間歩き疲れたらそうなるよね。)

 

 

グぉぉぉx。。

いびきがうるさい悪丸に起こされる『唯』

 

 

 

目が覚め中庭にでると偶然『若君』がやってきた

 

 

「眠れぬのか。」

 

唯「若君・・・!」

 

「若君こそ眠らないとダメですよ?」

 

若君「わしは慣れておる。戦ではいつも眠りが浅い。」

 

 

唯「私はどこでもすぐ寝れますけどね〜」

 

「さっきは悪丸に起こされましたけど〜」

 

 

 

若君「ふふ、悪丸はけしからんやつじゃのう・・。」

 

 

 

唯「ふふふ」

 

 

 

唯「・・・・・・」

 

若君「・・・・・・。」

 

 

(何か少し照れる唯。)

 

 

(夜空を見上げる若君)

 

(星が綺麗だ)

 

 

流れ星?

 

 

 

すると唯が口を開く。

 

唯「あの・・・

助けにきてくれありがとうございました。」

 

(頭を下げる唯)

 

 

「まさか若君が助けに来てくれるなんて思わなくて。。」

 

「でも私のせいで、

こんなことになちゃって申し訳なくて・・。」

 

 

若君は縁側に少し腰をかけ話した。

 

 

若君「阿古姫が心より案じておった。」

 

 

「身代わりになったお前に、

なんの力にも慣れなかったと・・。」

 

 

それを聞くと

 

唯「姫は無事に帰れたんですね・・!!」

 

「よかったーー!!!」

 

 

(阿古姫と離れてからあっていないので

状況を知らなかった唯は喜んだ。)

 

 

 

若君「お前を助けに行くよう。

送り出してくれたのが阿古姫だ。」

 

 

唯「阿古姫が・・?」

 

 

若君「『お前を助ける』のはわししかおらぬと、」

 

『お前を想う』わししかおらぬと。

 

 

そういって唯を見つめた。

 

 

そしてもう一度ゆっくり話した

 

 

『お前を想う、わししか。』

 

 

 

 

(大事なことなんで3回いったんですね!)

 

 

(唯はその言葉の意味を理解しようとしていた)

 

 

唯「お前を想うって・・・・・

 

 

『本当に?!」

 

 

意味を理解しハッする。

 

 

(一度振り返り、顔に気合いを入れ直す唯)

 

 

(シャ!)

 

 

(そして若君方をもう一度見つめ)

 

 

唯「私、長澤城でずっと思っていました!」

 

「明日死ぬかもしれない!」

 

「明日宗熊と結婚させられるかもしれない!」

 

「何が起きるかわからない!」

 

「こんなことなら!

もっと早く腹を決めてればよかった!」

 

「次に若君とそういうチャンスがあったら!」

 

「絶対に逃さないぞと!」

 

 

 

そう一歩づつ迫りながら

言葉を発する唯の勢いをみて若君は圧倒された。

 

 

 

若君「ふふふ」

 

「まるで敵陣に切り込むような表情じゃな」

 

「あはははは!」

 

 

 

若君はそういうと笑った。

 

 

(あれっと?何か自分空気壊した!?

って感じになっている唯)

 

 

唯(私超フライングってこと???!!)

 

 

(唯はやっちゃった〜と感じ。)

 

頭を下げ

 

唯「失礼しました!」

 

そういい場を離れようとした瞬間!!!!

 

 

 

(ガシィー!)

 

 

(若君が振り返る唯の腕を掴んだ!)

 

 

!びっくりする唯。

 

 

 

そして、ゆっくりと

若君が唯の背中から抱きしめた

 

 

 

そして小さく囁いた。

 

「わろうて悪かった。」

 

 

するとゆっくりと向かい合う二人。

 

 

 

(こ・これは・・・・絶対・・・!

目を瞑る場面だ・・・・)

 

 

(唯はそう感じ、ゆっくり目をつむった)

 

 

 

(若君の唇が唯の顔に近ずく・・・)

 

 

 

唯が覚悟を決めた瞬間。

 

 

 

 

「おい!!!!」

 

「麓(ふもと)から松明(たいまつ)があがってくる!」

 

 

 

如古坊走ってきた。

 

 

 

 

(おい!!クソ坊主!!!

ここででてくんなや〜!!(笑)

 

今めっちゃええところやったやん!!

ほんま!クソ坊主!!!おい!!笑)

 

 

 

(あ、すいません

つい心の声が出てしまいました。)

 

 

気を取り直して。

 

 

 

和尚も駆けつけ、追っ手が迫っていることを

伝える。

 

 

すると、

 

若君「悪丸を起こしすぐに身支度をしよ。」

 

唯「・・あ、はい。」

 

 

若君「案ずるな、このままでは死ねぬのだろ?」

 

唯「はい!このままでは死ねません!

腹を決めたのに!」

 

 

すると若君は唯の頭をぽんぽんした。

 

 

唯の表情が幸せそうだ〜。

 

 

すると

 

和尚様「小垣への道は如古坊にさせましょう」

 

「誰よりもよく知っているのだから」

 

 

如古坊「・・・・!」

 

(まじか・・・って顔してるけど

和尚の言うことには逆らえない感じだ。)

 

 

如古坊「う〜んん、」

 

 

(少し間をおいてたが、仕方ない!とう感じで)

 

 

如古坊「急げ!!夜があけたら一気にくるぞ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃、若君救出に出陣するべく成之は・・・・

 

 

吉乃「母上様はお目にかかれぬと仰せです。」

 

 

成之「・・・左様か。」

 

「出立前に一言ご挨拶をと思ったがのだが・・・」

 

 

「此度の出陣若君の為のもの、

 

 

それがお気に召さぬと思える・・。」

 

 

 

吉乃「ふふ。」

 

「そうでしょうか?!」

 

 

笑みを浮かべながら『吉乃』は返答した。

 

 

 

(成之はなぜ?と言う表情)

 

 

続けて吉乃は

 

「もし、お怒りならば、目の前に出て

叱咤なされるのではないでしょうか?」

 

そっと、にこやかに伝えた。

 

 

成之「・・・・・・・。」

 

(少しづつ母の心境、

成之の心境に変化の訪れを感じます)

 

 

(以前より母も表情が優しくなったし、

どこか変わろうとしている感じです。)

 

 

吉乃「母上様はこの私がお世話致します。」

 

「唯の介とは若君様をよろしくお願いいたします。」

 

 

そう伝え『成之』を見送った。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

若君たちは・・・・・

 

 

如古坊「高山の追っ手を避けるならば、

遠回りするしかない。」

 

若君「まだまだ先は長いと言うことか?」

 

 

如古坊「あぁ。一息入れよう。」

 

 

(水分補給をする如古坊と、悪丸。)

 

 

唯「・・・私はまだ信じたわけじゃないからね!」

 

如古坊に向かってそう言い放った、

 

 

如古坊「勝手にしろ・・。

どうせ一度は始末されかけた身じゃ」

 

 

 

「え・・・始末・・?」

 

 

 

 

如古坊「・・・・成之にのう。」

 

 

(若君と唯は顔を見合わせた)

 

 

唯「なんで兄上さんがあんたを??」

 

 

如古坊「高山と手を切れと言うた・・。」

 

 

「忠清の話を聞くのも道ではないかと・・。」

 

 

(如古坊を見つめる若君。)

 

 

わらじの紐を締め直した立ち上がる如古坊。

 

若君に向かって話した。

 

如古坊「成之を裏切るものは許しませんよ。」

 

 

若君「それで、国境の寺に参ったのか?」

 

 

「高山の動きを見張るために・・」

 

 

如古坊「羽木にいる限り、わしはお尋ね者じゃ・・」

 

 

するとしびれを切らした唯が食ってかかる

 

 

唯「哀れっぽい一人語りなんかしちゃって〜!」

 

 

「私は信じないからね!」

 

「若君様を裏切る人は許さないんだから。」

 

 

(ぬぅ〜っと顔を近ずける如古坊)

 

 

(確かに唯は以前如古坊に

一発腹を殴られてますしね(笑)

 

如古坊は若君の胸を撃ち抜いた時の企ての

主犯格ですから、それなりに恨みはあるでしょう。

 

でもこの二人は、『如古坊は成之』

『唯は若君』と

それぞれに大事な存在を守る想いは強い。

 

そう言うことですね、

いい意味で似た者通しです🎵)

 

 

悪丸も若君も

その辺りはわかっているようで笑っていた。

 

 

如古坊「・・・水場を探してくる」

 

 

若君「如古坊。持っていけ。」

 

若君は如古坊に腰にさしていた短刀を渡した。

 

 

「この辺りは熊が出るそうじゃ」

 

 

如古坊もそう言われると、

若君から短刀を受けとるが

 

はじめ右手で受け取ろうとしたが、

 

思いとどまり、

手を持ち替えて両手で下から短刀を受け取った。

 

 

(このシーンすごい好き!!

如古坊が管理人の中で『クソ坊主』から

『ちょっといい坊主』に昇格ですね!

 

若君の人柄、心の広さに打たれた感じで

一気に信頼関係ができた瞬間でした)

 

 

(唯はなんで短刀を渡すの!?

信用していないのに)

 

みたいな顔で「若君さま・・」と呟くが

 

若君の目には(大丈夫)

と言う暗黙のメッセージが込められていて

唯もその視線に何も言えない感じでした。

 

若君の優しさは素晴らしいですね!

 

流石の総領と言える人物!

まさに人の上に立てる男です!

 

 

 

 

 

如古坊「おいー!!!!」

 

 

如己王の声に反応し駆けつけると、

 

 

 

山の下で戦が行われようとしていた!!

 

高山勢と羽木の兵士がもう直ぐそこ!

と言う場所まで来ていた、

 

 

だが羽木の兵士たちは

高山の兵が他に隠れていることを知らない、

 

このままでは挟み撃ちにされてしまう!!

 

 

山の上からだからこの状況がわかった、

 

すると若君は自分が捕まれば

直ぐに羽木の兵士たちが

攻撃されることはないという。

 

 

そう考え、一人で高山に下ると話す。

 

 

唯「そんなの絶対だめ!」と

と反対するも、

 

 

己の死より、黙って兵士たちがやられるところを

見ていろと言うのか?と

 

「それこそ堪え難い屈辱だ!!」

 

と唯に話す。

 

唯も何も言えない「・・・・・。」

 

 

しかし、

 

 

逆に唯が高山の兵士に紛れ込み、

走って羽木の陣地まで行き、知らせると言う。

 

 

しかし

若君「ならぬ!」「わしが許さぬ!」

と断固拒否。

 

 

唯「んもおおおう!!」

と悪丸に何か囁いている。

 

 

 

如古坊「若君が捕まることはありませぬ。」

 

若君「無用な戦を避けるためじゃ。」

 

「生きていればいずれ、活路も開けよう・・。」

 

 

如古坊「歯がゆいの・・・。」

 

(どうしようもできない状況に

表情を硬くなる如古坊)

 

 

すると

唯がいいことを思いついたと若君の前に、

 

 

そして「ごめんなさい。」

そう呟いた。

 

 

次の瞬間!!!

 

悪丸が『でんでんまる』で若君を感電させる!!!

 

ビリリリリリリリ!!!!!

 

 

ショックで若君は草むらに倒れ込んだ。

 

 

唯「ごめんなさい、若君、、、」

 

 

抱きしめながら唯はそう呟いた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山道を駆け下りる唯・・・・・

 

 

木の枝に掴まりながら斜面を下る、

 

 

(もう二度と会えないかもしれない・・・)

 

(何度離れないといけないんだろう・・)

 

(でも・・・)

 

 

そう思いながら、唯は高山の勢に向かっていた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

羽木の陣営では、小平太が苛立っていた・・・・

 

 

小平太「いつまでこうやってじっとしているのだ!!」

「成之様は誠に若君さまを救う気があるのか!!」

 

 

(雨が降る中さらに苛立っている小平太・・)

 

 

成之「高山の動きが解せぬ、

こちらに攻めかかる気配がまるでない

しばらくは敵の出方を伺うべきだ。」

 

 

 

小平太「よもや、戦が恐ろしいのでありますまいの」

 

 

成之「なんだと・・?!」

 

 

 

木村「小平太!口が過ぎるぞ。」

 

(久々に出てきた木村先生の先祖!

戦ではいつも最前で戦っている大将)

 

 

 

すると家来が戻ってきた!

「小平太サマーー!!!!」

 

 

家来が言うには

若君様たちは高山を抜け

すでに山中に入っていること、

 

また高山より使者がきているということ・・。

 

成之の表情が硬くなった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃唯は・・・・

 

無事に高山勢の集団に紛れ込んでいた。

 

これまでの足軽の経験を生かし、

必ず羽木勢まで走ると自信満々だ。

 

 

そっと草むらで用を足している兵士を見つけ

後ろからドカンと殴った。

 

『唯』はバレない様に

高山の足軽用の防具を身につけた。

 

そしてそっと高山の先陣に紛れ込んだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山を下る、若君たちは・・・・・

 

 

「悪丸もう良い・・・おろせ」

 

若君の意識が戻った。

 

「重かっただろう・・・世話をかけたな。」

 

 

(でんでんまるでやられたのに、

一切悪丸を責めない若君はあいかわらず男前)

 

(こんな人間になりなりたいですね)

 

 

如古坊が気づきそばにやって来た、

「若君・・唯の・・」

 

 

若君「申すな!」

 

 

「・・・わかっておる。」

 

 

悪丸「唯の介は心配ない。」

 

如古坊「・・そうじゃ!」

 

「まだ鉄砲の音も聞こえん、まだ戦は始まっていない。」

 

そして持っていた刀を若君に渡した、

 

若君「さぁ参ろう」

 

三人で山を走る。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

高山の先陣で顔を隠し座って待つ唯・・・・

 

 

さぁ今からどうする・・

唯は作戦を練っていたが・・・。

 

 

座って待機していると

武将たちがやってきて作戦を始めた

 

 

その顔を見ると以前、

成之、如古坊と組んで

若君の暗殺を試みていた

 

高山の”いらんことしのおっさん”

 

『坂口』だった!

 

 

 

坂口「此度の戦で、当主が出て話し合いをするなら

兵士を下げようと羽木に使いを送った」

 

 

 

家来「今回の羽木の陣取りは誰が?」

 

 

 

坂口「今回の羽木の陣取りは『成之』」だ

 

 

 

『坂口』は『成之』なら敵ではない、

兵の扱いも、仕切ることもできないやつ

 

と甘く見ている。

 

 

 

もし話し合いで前に出て来たら

真っ先に『成之』を殺せと命じた。

 

 

 

まさかの裏切りの裏切りと言いますか、

『成之』の前の行いからすれば自業自得ですが、

 

 

せっかく『成之』もいい感じに変わって来たのに

話し合いと言われて出向き

いきなり銃で撃たれるのはフェアじゃない。

 

 

 

『唯』はその作戦を横で聞き焦った。

 

 

 

そんな時に前方に『成之』達が向かってくる姿が

 

 

やばい殺される。

 

 

これは止めないと!!と思い、

とっさに先陣を抜けて走り出してしまう!!

 

 

全力で走る唯!!

 

 

しかし高山勢も気づき「曲者じゃ!!」と

後ろから火縄銃で発砲して来た!!

 

ドン!!

 

ドン!!

ドン!!

 

 

 

交わしながら全力で走る『唯』!!

 

 

 

 

「・・・・・!!!!!」

 

 

 

なんだ!!やつは!!?

 

 

 

 

 

『成之』たちも気づく、、

 

 

小平太「・・・?」

 

「高山の兵士が味方から撃たれているぞ・・・」

 

 

 

 

「足軽か・・・・!?」

 

 

 

 

「兄上様ーーーーーーー!!!!!!」

「こっちに来ちゃダメーーーー!!!!」

 

 

 

(両手を振りながら向かってくる!!)

 

 

 

 

成之「!!!!?」

 

成之「唯の・・・介・・・・!!!!」

 

 

 

 

 

 

「あれは唯の介じゃ!!」

 

 

 

 

 

 

そう思った次の瞬間!!!

 

 

 

 

 

 

 

高山兵の銃が

 

 

 

 

 

ドン!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プシュン!!!!!

 

 

 

 

 

 

ズサァァ!!!!!!!!

 

 

 

 

『唯』は一瞬、中に舞い

 

 

その場に倒れ込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

第11話はここまでです!!!

 

 

アシガール ドラマ 感想と評価

いやぁ、なかなか衝撃的な終わりですね!

 

撃たれたのか・・?撃たれていないのか?

 

軽傷?重症?

 

 

唯のことだから地面につまづいたとか

そんな感じだと思いますが、

 

命に別状はないでしょう!

 

 

でも若君との夜!

あと少しでいい感じだったのに

ほんまあのク◯坊主め(笑)

(ここでは自主規制)

 

上ではしないけど。

 

でもなんか11話では

如古坊がちょっとかっこよく見えましたね、

 

一度は死んだと思われたけど

(まぁ生きてる感じプンプンでしたが)

 

こうやって登場するとなんか

嬉しいですね、悪い奴が

後から味方になるっている

 

ロックマンのブルースみたいな奴です!

 

嫌いじゃないぜ。

 

 

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