みんなに「一ヶ月」と「一ヵ月」の違いを教えたい
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【アシガール】ドラマの感想〜第8話「満月よ!もう少しだけ」【ネタバレ】

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『あらすじ』はかなり書き込んでるので

長いですが、暇つぶしにお読みくださいませ!

 

アシガール 小説

 

【こちらから管理人のまとめに全話飛べます】

アシガール 1/2話 あらすじ&感想
アシガール 3話 あらすじ&感想
アシガール 4話 あらすじ&感想
アシガール 5話 あらすじ&感想
アシガール 6話 あらすじ&感想
アシガール 7話 あらすじ&感想
アシガール 8話 あらすじ&感想
アシガール 9話 あらすじ&感想
アシガール 10話 あらすじ&感想
 アシガール 11話 あらすじ&感想
アシガール 12話最終回あらすじ&感想

 

 

NHKドラマ『アシガール』が人気です。

 

引き続き第8話のあらすじ&感想を

ガンガン綴ってい来ましょう〜!

 

それでは行きますよ〜!

 

第8話!!『満月よ!もう少しだけ』

▶︎カテゴリー別

アシガール ドラマ 8話までのあらすじ ネタバレ

『若君』が平成にタイムスリップし

最新の医療技術で無事に傷を癒し!

 

 

改めて戦国時代にタイムスリップ!!

 

 

『若君』が黒羽城に戻ると、

 

 

そこには『若君』の暗殺を企てたと

『唯』に容疑がかかっていた。

 

 

また羽木のライバル”高山”のまわしものとして

今にも『唯』が罰せられそうなところ。

 

 

そしてそこに

さらに追い討ちをかけるように

 

『成之』の差し金!

 

 

『唯』の服を脱がすよう成之が家来に命令!

 

 

服を脱がされては『唯』が女だった!

 

ということがバレてしまい

これは色々とややこしいことになる!

 

 

 

そう思った瞬間!

 

 

『若君』の登場!

 

 

なんとも白馬の王子のようなタイミング!

 

まさにナイスタイミングとはこのことか

 

 

『若君様』!!

 

 

(胸がキュンキュンしすぎて辛いですわ)

 

 

 

『若君』はそのような状況をみて

 

 

「たわけ!!!」と喝を入れ

 

その後自分がどこにいたか事情を説明した。

 

 

すぐさま『唯』の疑いを晴らし

唯は『若君』を救った命の恩人として事なきを得た。

 

 

翌日、

 

『若君』は『唯』の休む部屋にやってくる。

 

そこで唯の家族に世話になった話、

平成での話。

 

お土産のアーモンドチョコなどを渡す。

 

 

『唯』は前日に『小平太』から渡された

弟『尊』からの手紙について若君に質問する。

 

 

「もう燃料が少ないと書いてあったけど

タイムマシンはあと何回使えるの?」

 

 

本当は後1回のみ。

 

 

しかし若君は「後2回」使えると嘘をついた。

 

 

若君は『唯』の少しづつ想いを寄せてはいるが

『唯』はこの時代の人間ではない。

 

 

若君の誠実な性格から察するに

 

『唯』は親元、平成の時代で暮らすことが

一番良い選択だと考えている。

 

 

ただ『唯』の性格上

そのようなことを素直に話せば、

 

 

きっと『唯』は無理矢理にでも

この戦国の時代に残ると言い張るだろう。

 

 

それだけ『唯』の気持ちは痛いほどわかる。

 

 

だからこそ

『若君』はタイムマシンの燃料は後2回使える。

 

 

『若君』は

 

一度平成に帰り、親に挨拶をし支度をした後。

 

「再びこちらの世界に来れば良い」と

 

どこか切ない笑顔でそう『唯』に伝えた。

 

 

その言葉に『唯』は笑顔で喜んだ。

疑うことなど微塵もない

 

 

次、平成にタイムスリップすれば最後

二度と会えないことを知らずに・・。

 




アシガール ドラマ 感想とあらすじ ネタバレ

無事に体調も回復した『唯』は

翌朝、当主『忠高』たちの前に呼ばれる・・

 

 

忠高「この度の『若君』を守り抜いた行いは

誠にあっぱれ!!」

 

「現在の馬番から若君の警護役に昇格させる!」

 

 

唯はまたしても戦国の時代で

戦の下っ端、荷物持ちから警護役までと

 

 

順調に出世するのであった!

 

 

(戦国の時代も結果が全てとはいえ

ちゃんと唯が評価されている様が面白いですね!

僕なら余裕で初めの戦で死んでますね!HaHaHa)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

小平太に剣術を教わる『唯』・・・

 

 

唯「ウワァーーー」

 

(地面に転げる唯)

 

 

「マジで・・!!ちょっと待ってぇ〜〜!」

 

 

(木刀を振り下ろし)

 

 

小平太「ならぬ!!!」

 

「警護役となって天野家にお預かりになった以上

このワシが一角の武者となるまでお前を鍛える!!」

 

 

唯「そこまでしていただかなくとも〜〜」

 

 

小平太「遠慮はいらぬ、どこからでもかかって参れ!」

 

 

唯「・・!!うわ〜〜〜ぁ!!」

 

と岩陰に隠れる唯。

 

 

すると若君が現れる。

 

若君「少し相手をしてもらおう。」

 

 

(若君のさりげない唯への気遣い

かっこよすぎやで・・くそぉ・・。)

 

 

!!カン!カン!カン!と小平太と

殺陣をやりあう若君の姿は、誠にかっこいい。

 

 

それをみて「かっこいい・・」と

呟く『唯』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一通り練習が終わった若君・・・

 

 

唯は水で絞った汗拭きを差し出す。

 

 

若君「稽古に難儀しているようじゃの?」

 

 

唯「私は若君のお側にいたいだけなのに・・」

 

若君「稽古に飽きたらいつでもお城に来い。」

 

 

(お城に恋・・)そう聞こえますが何か?

 

 

若君「遠乗りへ参ろう。」

 

 

笑顔になる『唯』

 

 

いわゆるデート!!しかし

これだけ優しいのもやはり・・

若君の想いがしみるの。。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

若君の城で、『阿古姫』と初の御目通り・・

※阿古姫(川栄李奈)

 

 

阿古姫「お初にお目にかかります」

「松丸の姫、阿湖にございまする。」

 

 

若君「羽木 忠清じゃ。」

「くるしゅうない おもてをあげい。」

 

 

向かい合う二人。

『阿古姫』もやっと会えたようで笑顔に。

 

 

若君「遠旅はるばるよう参られた。

わしがいぬ間、心細い思いをさせたな。」

 

 

阿古姫「いえ。。」

 

少し照れくささを醸し出す。

 

 

『若君』は『阿古姫』の許嫁。

 

今後の結婚に向けての挨拶に参られたうようだが

若君は少し義があると阿古姫に何かを伝えた。

 

(少しキョトンとする阿古姫)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

唯の家来『悪丸』に会いに来た唯・・・

 

 

せっせと馬場で掃除をする『悪丸』

 

ヒョコっと顔をだす唯に

悪丸「唯ーーー!!!」

 

(久々の再会に嬉しそうだ)

 

隣の馬番「若君の警護役とはすごい出世だのう〜♫」

 

(無事に帰った喜びと、出世の話で笑っていると)

 

 

近くで女性の声がする

 

 

女性「そこをなんとか。。」

「姫が気晴らしに遠駆けしたいと仰せで・・」

 

阿古姫「どうぞ・・馬をお貸しくださいませ。。」

 

 

 

その姿に気づいた『唯』

 

「あ、あの人・・」

 

 

(指名手配中に逃げ疲れ

森の中で倒れていた時に

水をくれた女性『阿古姫』だ。)

 

馬番「姫といえど、女子に馬な貸せないのです・・。」

 

 

(どうやら『阿古姫』は

若君より結婚をもう少し先延ばしにほしいと

お願いをされ、承諾・・。

 

突然の申し入れでショック・・。

 

そして気晴らしで

馬で遠くに出かけたいと申し出たそうだ。)

 

 

でも唯からすればある意味 ”朗報”

心の中で「しゃ!!」とガッツポーズ。

 

 

だが『阿古姫』の世話役『かめ』が言うには

『若君』には別に好きな人がいるのでは?と話す。

 

 

あれ?『唯』は私のこと?とも思っているが

 

 

噂では『ふき』と言う女性がいるとのこと

その女性と今晩、若君は会うらしい。

 

 

(たしか第4話で戦に勝った後『ふき』に変装して

若君との初めての夜を過ごすため

途中で”電電丸”で眠らせた女性。)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その夜、その『ふき』との密会が

気になった『唯』は覗きに行くことに、

 

 

 

だが行く途中で『吉乃』に見つかる。

 

 

吉乃「なんだその浅ましい格好は!」

 

 

唯「ぎく・・!」

 

(様子を探るため少し泥棒みたいな格好の唯。

若君の様子を伺いに・・と説明するも

吉乃からは、ろくに稽古もせず若君様の

何をお守りするのじゃ?!とお怒りをかってしまう。)

 

 

吉乃にお叱りを食らった『唯』は

覗きはやめて仕方なく稽古をしていた。

 

 

だが稽古に疲れた『唯』はその場に座りこんだ。

 

 

その姿を影からそっと眺める『吉乃』

 

だが、

 

唯「はぁ〜若君様は私だけと思っていたのに〜!

別の女性に手を出すなんて〜」

 

と嘆く姿を見て。

 

 

「ん〜。骨の髄までたわけておる。」

 

と、ただただ呆れる『吉乃』だった。

 

 

頑張れ唯!(笑)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌朝、黒羽城の作戦会議では・・・

 

忠高から、高山に忍ばせておいたスパイから

情報が入ってきたと聞く一同。

 

 

その話では、近く

高山勢がまた攻めてくるという内容。

 

 

前回の戦からそれほど時間は経っていないが

冬になる前に策を練ってくるのでは?と推測。

 

 

それなら改め『若君』が先陣をきると話すと

 

成之が口をはさむ。

 

 

成之「若君様はお怪我から回復したばかり

この私に先陣を切らせてくれないか」

 

と当主へ提案した。

 

 

(めちゃくちゃ匂いますね、成之さんよ)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

成之が何か企んでいるのでは?と考え、

成之の居所を探そうと聞き込みする『唯』・・

 

 

馬番の係に聞くと、戦の前に様子を探ると、

『成之』は馬をひいて国境に向かったと話す。

 

 

何やら山の中に旧地の『廬』(いおり)があると言う。

※草木を結びなどして作った質素な小屋、

小さな家。僧や世捨て人の仮ずまいするもの。

また農事のための仮小屋

 

 

また何か企んでるのかと疑い

慌てて山を越え走って探しにく『唯』。

かなり走ったところで馬の鳴き声が聞こえた。

 

 

近くまで行くと、

『成之』と『如古坊』『高山の武将』が3人で

作戦会議をしていた。

 

 

羽木の軍は『成之』が陣取る。

 

話によると、次の戦で高山に攻め入った後、

高山の兵と羽木の兵と合流して

黒羽城を落とすと言う斬新な考え。

 

 

草むらから覗きながら聞いていると

 

 

「誰じゃ!!」

 

 

『唯』がのぞいている横から女性の声がした。

 

 

『唯』が驚き振り返るとそこには

成之の母『久』(田中美里)の姿が。

 

 

 

『久』は短刀を抜き

 

「何者だ!」と近寄ってくる

 

するとその声に反応し

『成之』や『如古坊』もやってきた。

 

 

『唯』は慌ててその場から逃走した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夜になり町まで帰ってきた『唯』・・・

 

 

走り疲れてヘトヘトになり

その場で少しふらついて倒れてしまう。

 

 

するとすぐそばで「ほれ」っと

水を差し出すものが。

 

喉が渇いていた『唯』は確認もせず

それを一気に飲み、「ブワァと」吐いてしまう。

 

なんだこの水はと思い・・!

水をくれた者の顔を見ると

 

 

『如古坊』だった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一方夜遅くに『若君』が『唯』を探していた・・・

 

 

吉乃「唯の介ならばまだ戻って来ておりませぬ」

(三つ指を立てて頭をさげる。)

 

 

若君「そうか・・・。」

 

 

吉乃「何やら御用でございましたか?」

 

 

若君は『唯』が書いたと思える手紙を

懐から取り出し吉乃に見せた。

 

 

吉乃「これは唯の介が書いたものに間違いないでしょう。」

 

若君「そう思うか?!」

 

 

吉乃「はい・・こんな適当な文・・。」

 

 

できるだけ早くお会いがしたいのだ、

すごく大事な話がござる!

 

by 唯の介

 

 

するとそこに『信近』がやって来た。

 

 

何やら『成之』様が『唯』を抱えて

城まで歩いて行くのを見たと・・。

 

 

『若君』は慌てて城に向かうのであった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『成之』の部屋では・・

 

 

『如古坊』に飲まされた水で

『唯』は気を失っていた。

 

眠った『唯』を眺める『成之』。

 

 

すると足音がした、

若君が来たのだと気づく・・。

 

すると『成之』は『唯』を腕に抱え体に寄せた

 

『唯』は眠っている。

 

 

『若君』が部屋の入り口までくると

 

 

若君「兄上、少々お尋ねしたい疑がある。」

 

 

障子を開けるとそこには

『成之』に抱えられた『唯』の姿が・・!

 

 

若君は戸惑い・・

 

「ご無礼をいたした、出直して参る・・。」

 

 

そう言い、

部屋を出ようとするが、

 

若君は思いとどまった。

 

もう一度駆け寄りさっと『唯』を抱きかかえ

 

 

「これは私の配下のものにござる。

ご迷惑申した。」

 

 

そう成之に伝え、部屋を去った。

 

 

 

その嫉妬にもえる『若君』のそんな表情をみて

 

『成之』は満足そうに笑みを浮かべた。

 

「ククク。忠清のあの顔。」

 

 

(まじこいつ嫌いやーー!!成之きらいやーー!

きったないワーーー!きったないわー!!)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『唯』が腕を引っ張られ

若君に連れてこられると・・・

 

 

唯「・・いた、離してください・・!」

「離して・・!」

 

 

若君「ほぅ。正気づいたようじゃの!」

 

 

(少し怒っている様子の若君だ)

 

 

唯「まだ頭が・・フラフラすr・・・」

 

 

若君「たわけ!!!!!」

 

 

「・・なんという軽はずみな!」

 

「・・酒をくらい、兄上の部屋に居座り!」

 

 

唯「居座ってなんか・・・!」

 

 

若君「ではなぜあのような場所にいた!」

 

 

唯「それは・・・私が山の中で・・。」

 

 

若君「山・・?」

 

 

(唯のワラジがボロボロになっているのに気づく)

 

 

若君「どこへ参ったのじゃ・・」

 

 

唯「国境の山に、高山の様子を伺いに・・」

 

 

若君「なんという・・・」

 

「大事な話とは

高山の様子を伺いに行ったということか」

 

 

 

若君「高山の手の物に見つかったら

どうするつもりじゃ!!!」

 

 

唯「それは・・・!」

 

「私は!『若君』様を守る為に

こっちの世界に来たんです!」

 

 

「だったら!そのお役目を果たすのが

なんでいけないんですか!!」

 

 

若君「それと兄上の関わりに

どのような関係があるとういうのか!!」

 

 

唯「それは・・。」

 

 

 

若君「お前の助けなどいらぬ。」

 

 

 

唯「若君様・・・・」

 

 

 

若君「お前はこちらの世の者ではない。」

 

 

 

(唯はその言葉にショックを受ける)

 

 

そして『若君』はそっとその場を去った。

 

 

(だがこの言葉の本当の意味に

『唯』はまだ気づいていない。)

 

 

『若君』は『唯』の両親と別れる時、

 

必ず『唯』を送り返すと約束した。

 

 

もう少しでお別れ。

 

『若君』もこの伝わらないモヤモヤした想いに

どこか感情的になってしまうのであった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その夜、『唯』は若君から言われた言葉に

ショックを隠せず、座り込んでいた・・

 

 

すると、先ほど『吉乃』の部屋に立ち寄っていた

『信近』が部屋から出て来た。

 

 

『唯』もなぜ?と気になっている様子。

 

 

実は『信近』は『吉乃』に恋心がある。

 

 

それで近々城を去るという『吉乃』を

この城に留めようと話をしていたのであった。

 

 

3年前に『小平太』の母を亡くし、

自分も独り身、

このまま一緒にいてくれないかと『信近』が告白。

 

 

だがそのご好意『吉乃』は断った。

 

 

唯「断った!!」

 

 

『唯』はつい声に出してしまい

その場から隠れた。

 

吉乃「どうせただの”むじな”じゃろう。」

 

※むじな:昔でいうタヌキ等の呼び名。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌朝『唯』は

『吉乃』の部屋の前で正座していた・・

 

 

唯「私がここを出て行きます。」

 

 

吉乃「やはり、昨晩のむじなはお前であったか。」

 

 

唯「若君様のお役に立つ為に

今までやって来たけど、、

 

こちらには『阿古姫』も

『かねがえのふき』もいるし、

 

若君にははっきりいらん!て言われたし。」

 

唯「だからもういいんです。

お袋様は小平太パパとここで

幸せになってください。」

 

「私の為に我慢なんかしないでくださいっ」

 

 

そう『吉乃』に伝えると、『吉乃』呟く

 

 

「我慢・・?」

 

 

 

 

そして続けて

 

 

「たわけ!!」

 

 

「若君に何を言われたかわからぬか!」

「お前のたわけは誠極まっておるなー!」

 

 

(いきなり怒られてキョトンとする唯)

 

 

 

『吉乃』は『唯』の前に正座し直した。

 

 

そしてやさしく話す。

 

 

吉乃「なぜ今私に話したことを

『若君』に言わぬ?」

 

 

「私がお前や左之助を想うのは

 

私が母だからです。」

 

 

「何も耐えてなどおらぬ」

 

「お前も同じじゃ、

お前はお前のおりたい場所にいれば良い」

 

「力を尽くし、ただ居れば良いだけのこと」

 

 

「励みなされ。」

 

 

(優しく笑顔で話した。)

 

 

唯「お袋様・・。」

 

 

『吉乃』の暖かい言葉に『唯』は改めて

背中を押された。

 

 

そう感じた『唯』は『若君』の元へ走った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

若君の元に来た唯・・・

 

 

タイミングよく部屋から出てくる『若君』は

昨日は少々頭に血が上ったと反省を述べた。

 

 

若君「すまぬ・・。」

 

 

そう一言『唯』に伝え

そっとその場を去ろうとした。

 

 

だが『唯』は大事な話があると

『若君』を足止めた。

 

 

『若君』がこちらを振り返ると、

『唯』は話し始めた。

 

 

唯「昨日兄上様は・・成之様は。

如古坊と、高山の家臣に会っていました。

 

次の戦で高山と合流し

羽木を攻めるつもりです。」

 

「若君様を吉田城で襲われたことも、

成之様と如古坊がつるんでやったことです。」

 

 

唯「私、聞いちゃって・・・。

ずっと若君に言わなくちゃって・・・

 

でも言えなくて・・・。」

 

 

若君「・・なぜじゃ。」

 

唯「だって・・・若君様が兄上さんのことを話すとき

 

若君様、すごく嬉しそうだったから・・。」

 

 

 

若君「なぜ、申す気になった?」

 

 

 

唯「私は若君様の専属の足軽だから・・」

 

 

「アシガールだから・・・!」

 

 

 

若君「わかった。」

 

 

そう言って去ろうとする若君。

 

 

唯「それと・・・・あと一つ・・・」

 

 

(勇気を出せ!!唯!!!)

 

 

唯「私!!!!」

 

 

「若君がかねがえのところに行くの嫌だ〜!!!」

 

 

 

「嫌なのだ〜!!!!!!!」

 

 

そう泣きじゃくりながら想いをぶつけた

 

 

 

若君「そのようなことを気に留めておったんか」

 

「それゆえ、無理をしてでも

わしの役に立とうと?」

 

 

唯「だって・・唄も読めないし

綺麗な着物もないし・・。」

 

 

「若君を守ることしかできないから。」

 

 

 

若君がそっと唯に近づく。

 

 

 

若君「かねがえの姫におおたのは、

 

人違いだと、そう伝えるために参っただけじゃ。」

 

 

唯「人違い・・?」

 

 

若君「だからもう泣くな。」

 

 

 

 

「兄上のことは・・・。考えておる。」

 

 

唯「若君・・。」

 

 

 

 

そして泣き顔の唯を見て笑った。

 

若君「しかしお前は、泣き顔も面白いな」

 

 

(ぐすん・・・となってる『唯』)

 

 

唯「うう・・若君にわらわれた・・・ぁぁ〜。」

 

泣き顔姿を見られて恥ずか

しくなる唯。

 

 

でも『若君』は続けて口を開いた。

 

 

「明日は満月じゃの」

 

「悲しませたお礼に。

明日はお前が帰るのを見送ろう。」

 

 

唯「え?」

「でも3分後にすぐ戻ってきますよ・・」

 

 

(被せ気味に)

若君「・・1つ頼みがある!」

 

「できれば、『ふく』になったあの日のように

女子姿になった姿を見せてくれぬか?」

 

 

唯「おしゃれしてデートってことですか?」

 

 

若君「そうだな・・。」

 

 

嬉しくて唯はつい

「ガッツポーズで”しゃっ。”」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前回『ふく』になった時にお世話になった

『あやめ』のところへでメイクなどをしてもう『唯』・・

 

 

「あやめさん!ご無沙汰です!」

 

あやめ「おやまぁ!唯の介じゃないか!」

 

 

あやめ姉さんに事情を説明する。

すると任せろと言わんばかりに、

笑顔でう唯のお願いを受け入れた。

 

 

『唯』は明日の夜、

バッチリメイクをして『若君』に見せれると

今からテンションが上がった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

成之が花を生けている場所にて・・・

 

 

『若君』がやってきた。

 

 

 

成之「・・・・・。」

 

 

「あの足軽小僧から

全て聞いたというような顔をしているな。」

 

 

(花を立てながらそう呟いた。)

 

 

成之「で、若君様自ら我を切り捨てるか?」

 

 

(若君がそばに座る。)

 

 

若君「今日は兄上に頼みごとがあって参りました。」

 

 

 

成之「・・頼みごと。」

 

 

若君「小垣への先陣のお役目、

この忠清に努めさせていただきたい。」

 

 

成之「ふん。何を今更。

お前の口から父上に全てを話せば良いだけのこと。」

 

「望みなどすぐにかなおうぞ。」

 

 

若君「頼みごととは、

そのようなことではござらん」

 

 

(成之が「どういうことか?」と

言わんばかりに若君を見つめた)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

満月の夜。

『唯』を見送ろうと『若君』が城を出ると・・・

 

 

目の前におしゃれをした『唯(ふく)』の姿が。

 

 

唯「・・・・えっと・・・。『ふく』です。」

 

 

両手バッとを広げ、着物も見せた。

 

 

 

『若君』は微笑み

 

「確かに・・。あの時の『ふく』じゃ」

 

 

「よう似合っておる。」

 

 

(唯は嬉しくなり、笑顔になった。)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ついにお別れの日

満月の夜、『若君』と馬の背に乗り散歩・・・

 

 

 

『若君』の背中に持たれながら

唯は話を聞いていた。

 

 

若君「こ度の戦で

先陣を務めることになった。」

 

 

唯「え・・・また?」

 

若君「案ずるな。」

 

 

「わしはこの戦、敵を止め守り通す。

で、新しき年を迎え 定めを変えて見せる。」

 

 

 

 

唯「・・はいっ」

 

 

 

 

若君「お前は・・。それを先の世で見ていてくれ。」

 

 

 

唯「・・ん?。一緒にこの世でみます!」

 

「私、若君の警護役ですよ?」

 

 

 

若君「・・そうであったな。」

 

 

 

唯「若君・・なんか変・・?」

 

 

 

若君「何も。」

 

 

 

(満月をバックに馬を降りて2人で話す)

 

 

(別れの時)

 

 

若君「次に戻ってくる時は、

 

今度こそ腹を決めてこいよ。」

 

 

唯「いやだぁもう。」

 

(少し照れる唯)

 

 

若君「父上、母上、尊にもよろしく。」

 

 

 

唯「うん。」

 

 

それと・・・

 

 

若君「これは向こうで読め。」

 

 

(若君は『唯』に手紙を渡した。)

 

 

 

唯「!若君からのメールだ〜。」

 

 

(喜ぶ唯)

 

 

 

唯「じゃ!ちょっくら行ってきますね!」

 

 

 

(若君の表情は少し硬い)

 

 

 

若君「唯!」

 

 

 

 

 

「この世に。」

 

 

「わしの前に現れたこと

心より礼を申す。」

 

 

 

唯「なんすか・・永遠の別れみたいに。」

 

 

 

 

若君「お前のことは。」

 

 

 

「生涯忘れぬ。」

 

 

 

(そう言って『若君』は唯を見つめる)

 

 

 

唯「あの・・それ3分後に

もう一度言ってくださいます・・?」

 

 

「すぐ戻ってくるので♫。」

 

 

 

(唯は少し不思議な感じそうだが・・)

 

 

 

若君「・・そうであったの。」

 

 

 

するとついにその時が・・

 

 

(唯はタイムマシンのスイッチを起動した)

 

 

「じゃ^^」と笑顔で若君を見る。

 

 

「あ、若君様。

私今までちゃんと言ったことないから、

 

今言いますね。」

 

 

 

 

唯「私、若君様のこと、」

 

 

 

(そう言いかけて『唯』は

 

 

平成の時代に消えていった・・・。)

 

1人残された若君。

 

暗闇の中で立ち尽くしていた。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

平成の世界では・・・

 

 

尊の部屋にタイムスリップしてきた唯。

 

 

ゴロリーンバタン〜〜〜。

 

唯「・・・大好きですなんです〜♫」

 

 

ギリギリ若君に告白できないまま

平成に戻ってくる展開。

 

 

父親「おお!!!!」

 

母親「あぁあ」

 

尊「ねぇちゃん!!」

 

 

唯「は!!いつのまに・・!!」

 

 

母親「何〜その格好!?」

 

 

袖を掴んで

唯「かわいかろ♫」(ドヤァ〜)

 

 

父親「ははは〜似合ってるぞ〜。」

 

 

母親「若君が綺麗にして見送ってくれたのねっ」

 

 

唯「ふふふ〜。」

 

 

そしてキリっと姿勢を正して、正座。

 

 

父親「おうおう何が始まるんだよ、」と

少し慌て気味。

 

 

唯は両親の方をみ向いて、

 

唯「父上様、母上様」

 

「ただいま戻りました。」

 

 

皆一同「おかえりなさいませ。」

 

 

唯「でも。あとひと月でみんなとお別れです。」

 

 

「来月の満月で向こうに行ったら

 

今度こそもう二度と戻れなくなるけど。」

 

 

「私、必ず。」

 

 

「若君と幸せになるんで。」

 

 

そう家族に気持ちを伝えた。

 

 

尊「来月・・?」

 

「・・もうないよ?」

 

 

唯「は?」

 

 

尊「今回のが最後だから。」

 

 

父親と母親も嬉しそうに♫

ウンウンと頷く。

 

 

唯「え・・?」

 

 

尊「今のでもう燃料は空っぽ。」

 

 

母親「若君から聞かなかったの・・?」

 

 

唯「。。。え?うそ・・・」

 

 

「・・・うそ・・・。」

 

 

 

 

 

ここで8話は終了です!!

 

アシガール ドラマ 感想と評価

いやぁ〜どうなってしまうのか?

 

と、その前に僕が思うのは

タイムマシンの燃料って何でしょうね。

 

 

一回作れたんだから

そんなのまた作れるんじゃないの?

って思ってしまいますが…

 

でも次週の予告では、何やら戦国に

再びいくことができたっぽいので

 

その辺りは大丈夫だと信じていますけど。

 

 

それにしてもあの

『如古坊』は一番うっとしい〜(笑)

ほんとにっくきです。

 

やつは評価対象外ですね!

 

 

あいつはなんだ!(笑)

いらんことばっかりして良いところない!

今の所!

 

 

成之もなんか勘違いしてるというか

『忠高』との過去に何かがあるような気がしますが

 

今回の8話で

若君が成之に何やらお願いをしていたことも

ちょっと気になりますね〜。

 

 

若君は性格もイケメンだから

きっと成之を成敗するなんてことは

しないと思ってますが、

 

 

どういう展開になるのか!?

 

 

そして『唯』はどうなってしまうのか?!

 

【アシガール記事まとめ】

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