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【打ち水】効果ないって本当?逆に体感した人の声まとめ

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まず『打ち水』とは

単純に道や通路に水をまくことをさします

 

その行動の意味合いとしては、

 

  • 清涼感を出すこと
  • その場を清める神道的な意味合い

 

などがあります。

 

 

よく、京都のお料理屋さんや

店などの入り口付近に、お水をまくことで

おもてなしの姿勢を表しているところもあります。

 

 

最近では都市活動で『打ち水祭り』なるものが

行われている所がありますが?

 

 

昔から行われているこの『打ち水』

はっきり言ってどのくらい効果があるのでしょうか?

 

 

ふと、そんな疑問に苛まれたので

実際どうなのか調べてみました!

 

▶︎カテゴリー別

打ち水は効果ない?

 

いきなり!?

 

そんなことをはっきりと見出しに書きましたが

実際に巷でこうも言われている時があります。

 

 

SNSでもこのように語る方々がおられますし、

実際に打ち水のことを検証した方もおられました。

 

 

『でも、本当に打ち水は効果がないの?』

 

 

プラシーボ効果なのか?

とも思ってしまいそうですが、

次のつぶやきをみると?

 

確かに・・「そうかも?!」とも感じます。

 

 

要は、これは状況によって

その効果が変わるというのが正しい答えではないか

と考えれます。

 

単純に、白黒のお話ではなさそうです。

 

打ち水の効果を発揮させるために気をつけることは?

 

まず、「打ち水の効果」という言葉の意味にも

いろんな意味が込められていると思います

 

例えば…

  • 実際に温度が下がるのか?
  • 体感温度はどうなのか?
  • 水道代など費用対効果はどう?

 

これらを一つづつみていきましょう。

 

打ち水で実際に温度が下がるのか?

 

これは夏の日光で照らされた、熱々の道路に

冷えた水をかければ当然下がるでしょう

 

でも卓上の空論ではなく

実際に炎天下で実験をされた方がおられたので

そちらのデータを少しだけ紹介させていただきます。

引用元(http://www.city.hekinan.aichi.jp/kyouikuka/manabi/H20nisityuuutimizu.pdf)

 

※さらに細かいデータは上記のURLにあります。

 

<打ち水で温度がどれくらい下がったのか調べた実験>

 

1㎡に打ち水をした時の水の量の違いと気温の変化 を調べる。

 

実験した場所は

・土

・レンガ

・アスファルト

 

 

細かい数字がババっと掲載されているので

少し目が痛くなりますが(笑)

 

 

結果だけをお話しすると

平均して温度が1度〜3度ほど下がった

ということが立証されました。

 

 

この結果が全てではないかもしれませんが

かなり細かく調べられたデータだと思います!

 

(拍手!!)

 

打ち水で体感温度に変化する?

 

上記の実験の際には

測定する高さも含めた実験をされていました

 

・地上から10cm or 100cmのところで両方測定

 

結果は、100cmの高さで計測した方が

温度の下がり方が大かったということ。

 

 

ここで逆に驚いたのが?!

 

 

アスファルトの場合は

水を大量にかけた方が温度の下がり幅が少なく

 

レンガの場合は水を大量にかけると

その分温度が下がったというところも面白いです。

 

 

なので打ち水をかける場所(素材)や、

その時の日光の照りつける量によっても

かなり結果が左右されることがわかります。

 

打ち水の費用対効果はどうか?

 

まずこれは『打ち水』を行う場合には

効果の高いとされている時間帯があります

 

 

それはor夕方です!

 

 

ここまで話した内容を考えると

この辺りは想像するのも容易いですね

 

 

そう、日中の炎天下での打ち水は、

水蒸気の発生を沢山作り、

湿度をあげて蒸し暑くなる割合が高くなるからです

 

 

人間の体感温度というのは

『気温』と『湿度』のバランスによって

居心地が良い、悪いを感じる

 

不快指数(ふかいしすう)

 

不快指数とは?

日本人の場合、不快指数が77になると不快に感じる人が出はじめ、85になると93%の人が暑さによる不快を感じると言われている。 なお、体に感じる蒸し暑さは気温と湿度に加え風速等の条件によっても異なるため、不快指数は必ずしも体感とは一致しない。

(引用Wiki)

 

 

というものがありこのバランスに影響します。

 

 

やはり『焼け石に水』の可能性が高くなるので

日中の炎天下での打ち水は避けた方が良いでしょう。

 

 

でも、日陰への打ち水は

蒸発しにくい場所への打ち水が効果が高いです。

 

 

あと、見出しに書いた

『打ち水の費用対効果』についてですが

 

 

水道水を使って大量に撒布することは

やめた方が良さそうです。

 

 

それに『打ち水』に使用する『水』に関しては

これは二次利用の水が良いとされています

 

 

二次利用とは、

再利用できる水のことですね

例えば?

  • お風呂の残り湯
  • お米のとぎ汁
  • エアコンの室外機から出る水
  • etc…

 

 

理由としては、水道をひねって出した水は

もちろんのこと水道料金がかかります。

 

そしてそれを、多くの人が一斉に行ってしまうと

夏の水不足の可能性も高まってしまいます

 

 

でも、米の研ぎ汁?

人が使ったお風呂の湯を道路に流すのか?

 

とご指摘を受けそうですが

 

 

米のとぎ汁は元は自然のもの

成分も高いので、植木やガーデニング

お水やりとして入れてもOKと言われています。

 

 

そもそも、いつも通りに流し台や、

お風呂の栓に流した水は結局どこに行くのか?

 

 

それを考えると、道路に流したからと言って

下水道に行くだけで特に同じことが想像できます。

 

 

直接、下水に行くのか?

あとあと雨に流され道を通って下水に行くのか?

の違いですね。

 

 

かと言って、湯船の中で石鹸を大量に使う人は

あまりいないと思いますが・・?

もし衛生的に、自然に悪い水を多く排出する場合は

打ち水としては避けた方が良いと思います。

 

 

せっかくなので

他にも検証した方の声もみてみましょう。

 

打ち水に関して体感した人の声


 

結果として、こうやってみてみると

少なからず、やり方によっては

『打ち水』は効果があると考えた方が良いでしょう。

 

 

全く効果がないと批判する気持ちもありますが

それもその人がどこまでの効果を求めるのか?

という個人の感覚にも左右されるので

仕方ないという感じもします・・(汗)

 

 

でも『打ち水』をすることによって

視覚的な清涼感はきっと感じれますし

THE・夏!って気持ちになりますね。

 

 

でも小池知事のような都市の対策でこれを推奨!

は、少し弱い感じがしなくもないですね!?

 

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