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原作『打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか』これは良い映画ですね

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2017年にアニメ映画で話題になった

『打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか?』

 

 

【DAOKO 公式PV】

 

 

こちらもう見られました?

 

 

管理人は実はアニメ版映画は

まだ見れてないんですが

 

 

今回代わりに原作となった、

『映画版』というか『ドラマ版』を見ました。

 

 

感想は…これはかなり奥深いなと。

まぁそんな感想を綴れなるままに…

どうぞ!

 

▶︎カテゴリー別

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

 

このブログでも数ヶ月前に

『打ち上げ花火上から下から・・・』の

アニメ版映画について

一度公開前に記事にしたのですが。

 

【映画アニメ】打ち上げ花火、下から見るか 横から見るか。あらすじ&主題歌まとめ
映画「君の名は」に続く2017年アニメヒットとなるか? 今回は声の主演に広瀬すず、菅田将暉、宮野真守、松たか子など豪華キャストが声優をつとめ、この夏公開の映画としてかなり期待されています、 出典: 「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見る...

 

 

そもそもの話で言えば、アニメ版映画が出るまで

この映画の存在すら知らなかった。

 

 

でもこの『タイトル』を見ると

何か…興味をそそるられるような雰囲気を

たんわりと醸し出していますよね。

 

 

「下から見るか?横から見るか?」って…

どういうこと?なんだよそれ?って

 

 

タイトルだけでは

映画のストーリーは想像しずらく

ちょっと見てみようかなと

思わされるようなネーミングセンスです。

 

 

一応すぐにネットであらすじを調べると、

多少イメージが湧いていましたが

実際に原作を見て見ると…

 

 

 

なんと良いドラマ(映画)

 

 

 

というのが管理人の素直な意見です。

お世辞でもなく、ノリでもなく。

 

 

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アニメ版とは雰囲気が違う

 

2017年に上映された

アニメ版の感想やレビューを見ると…

 

  • 内容が意味不明なんだけど…
  • 全然、感動しないわ…
  • 微妙じゃね…
  • 音楽は最高だった…
  • まぁよかった…

 

というような?

わりと否定的な意見がたんまりと。

 

原作が良いだけにちょっと残念な感じですが

 

主題歌には『DAOKO』さんと

『米津玄師』さんのコラボ曲がタイアップされ

注目度はかなり高くファンからは

それなりに満足されている感じもあります。

 

 

実際この主題歌はめちゃ良い。

 

記事冒頭でYouTube動画貼り付けておきましたが

まだの方は是非、聞いて見てください

 

原作ドラマの見所は?

 

これはヒロインの『なずな』役をする

『奥菜恵』の演技がかなり良い。

(この頃から可愛いかった・・)

 

『なずな』はどこかミステリアスで

謎めいた部分がありますね。

 

管理人も『奥菜恵』は

当時好きな女優さんの一人でした。

 

学生時代に友達から

「芸能人で誰が好きなん?」と聞かれたら

『奥菜恵』と答えていました(笑)

 

 

このドラマの中では、『なずな』は

母親の再婚のせいで、

どこかに引っ越さないといけない状況に…

 

 

その前に『典道』を誘い

『駆け落ち』という行動をおこす。

 

 

この時代に生まれ、

大人の事情でどうにもならない立場に

せめてもの反抗、抵抗という気持ちがあるのか…

 

 

でも『なずな』はどこかでわかってる。

 

そんな気持ちの葛藤が節々に表現されています。

 

 

また『典道』役の『山崎裕太』と

(現在はこんなイケメンになりまして・・)

 

『なずな』の破天荒な行動を心配するも

じっと見守りついていく『典道』

 

なんだかんだで『なずな』振り回されるが

好きな子の気持ちを受け止めてやりたい

 

でもあからさまに態度に出さず、

静かに見守る姿は体の大きさに合わず

包容力を感じさせます。

 

 

『祐介』役の『反田孝幸』の演技。

(現在は顔が怖い・・)

 

子供の頃にいたリーダー的存在で

気が強く「俺に任せてれば大丈夫だから」

的なのりの『祐介』

 

いつもメンバーを引っ張っていく存在

だからこそ『典道』とは違った形で男気が強い。

 

プールサイドで『なずな』から告白されても

硬派な『祐介』は気にしない。

 

友達との約束を優先する硬派な男の子だ。

でも、実は『なずな』のことが好きなくせに。

 

 

やんちゃだが不器用。

 

そんな言葉が似合いそうなキャラです。

 

 

 

あとはこの『典道』と『祐介』を取り巻く

友達達のあどけない演技。

 

 

皆で花火を見るために

灯台に向かいシーンはどこか

スタンドバイミーを彷彿とさせます。

 

 

そして作品全体のカメラワークと音楽の演出

それが絶妙な雰囲気を作り上げてるところです。

 

 

中でも一番よかったところは

自分自身がこのドラマを見ながら

 

 

気がついたら

ドラマの世界観に入ってしまっている。

 

自分の青春時代とどこか

重ねられる部分が節々にあるという点です。

 

 

パッと見始めると

こう何十年も前の作品だから映像も

4:3の比率、HDでもないので画質も荒い。

 

 

音声がサラウンドでもないし

臨場感も現代の映画とは

比べ物にならないかもしれない。

 

 

でも全然、廃れない良さがあり

この映像でしか表現できない雰囲気がある。

 

 

これぞ良い作品。

と呼べるものではないだろうか。

 

 

 

管理人の感想

 

管理人がこのドラマを一番見て欲しい世代は

30代〜40代の男性かなって思います。

 

 

一応20代後半でも伝わる部分はあるかと。

 

 

理由は、原作ドラマの中に出てくる

子供達の会話の中に…

 

 

・スラムダンクの新刊ネタ

・スーパーファミコンでのマリオゲーム

・Jリーグのチケットが欲しい声や

 

・『オーレーオレオレオレ〜🎵』という

あのテーマ曲を口ずさむ子供達。

 

・夜空に向かって好きな子の名前を叫ぶ男の子

・告白をかけて夏のプールで対決する発想

・花火を見に灯台まで子供達が冒険するワクワク感

 

 

そう、この作品の舞台は携帯や

ネットがない世界で青春時代を生きた世代。

 

 

近所や学校に必ずいた

少し大人びた女性に興味を持ちつつ

 

 

恥ずかしさや、照れ臭さが邪魔をし

気持ちに素直になれない純粋無垢な男の子。

 

 

全てがローカルで、幼い頃の記憶に

あの独特の昭和感や田舎臭さ

 

そこに懐かしさを感じれるかどうか?

 

 

あの学校が終わってリュック抱えたまま

友達とそのまま冒険に出かけるという

選択があった時代。

 

 

そんな経験がある人は、この作品の世界観に

共感する部分が多いかもしれないですね^^

 

 

『岩井監督』のこのドラマが、世に出たのは

1993年ごろ、今から約25年弱も前です。

 

 

時代は変わりましたね〜って

団塊世代みたいなセリフで

何を浸ってるのかと思いますが

 

まだそんな年齢でもないです(笑)

 

 

でもあなたが1993年に生まれていたなら

一度見てもらいたい作品ですね。

 

 

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』

 

 

このタイトルが

どのようにシーンで生まれるのか。

 

 

そんな疑問から始まるストーリーですが

実際、その疑問自体はあまり問題ではなく

 

 

その疑問からくる少年たちの行動に

 

この時代ならではの勢い、純粋さ、

ワクワクする期待感が生まれ

一緒に冒険の世界に入り込みます。

 

 

で、気づいた時に

「あ、そうだこの為だったんだ。」

 

 

的な?感覚。

 

 

すごく抽象的ですが…笑

ドラマの収録時間は全部で『49分』と短く

 

これなら忙しい方でも

さささっと見れるんじゃないかなって。

 

 

是非、少年達の狭い世界でも全力でぶつかる姿

甘酸っぱい青春時代を楽しんでください🎵

 

 

今回は『打ち上げ花火〜』の

原作についての感想でした。

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