最近メディアでも少し露出が増え、ギタリスト界隈でもこの人やばい(笑)と見るものを一瞬で虜にするなど、話題となっているプレイヤーがいますね!
その名は「ichika」いちかさん。
(ichikaさんのTwitter)
風貌は写真からもわかる通り、爽やかなイケメン。
ichika(いちか)とは
「次世代のプレイヤー」
まずは演奏を是非ご覧ください。
ichika本人からはあまりプライベートな情報は開示されていませんが、幼少時代は3歳からピアノを習い、その後ギターよりも先にベースを始めたことが、先日某雑誌で公開されています。
演奏動画は他にもインスタグラム、YouTubeで公開されていて見るものを日々圧倒しています。見る人によっては当然好き嫌いはあるかもしれませんが、演奏家としては本当にすごいテクニシャンですよ♫
僕自身も20年ほどギターをやっていますが、なんかプレイヤーとしてのステージが違いますよね(苦笑)
当初僕は「ichika」さんってギタリストのイメージだったの少々びっくりでした。エレキギターに関しては驚くことに、なんと3〜4年前からプレイし始めたらしい。
Twitterの発言から察するに現役の大学生らしいですが場所までは明かされていません。
(2017年時点)
中学のときから将来の夢は立派なパン屋になることだったのに気付けば大学でウイルス研究やってるしよくわからないな
— ichika (@Injcs) 2017年7月8日
夢がパン屋さんだったなんて、なんか親近感湧きまくりです。
この歳で凄まじい演奏スキルを持っており、ゴリゴリのデス系リフ、3歳から培ったピアノの豊かな表現力も発揮してるのかハープの音色か!?と勘違いしてしまうくらい、透明感のあるクリーンサウンドは「ichika」のプレイヤーとしての魅力、また重要な要素を感じます。
元々は2014年に結成された日本の「プログレッシブ・メタルコアバンド」である「abstracts(アブストラクツ)」で所属し、初期はギターのちにベースを担当していた、という話もありますが、現在はバンドから脱退し、色々なユニットのサポートや楽曲制作などを行なっています。
「abstracts」に所属していた
出典:http://abstracts-jp.tumblr.com/biography
(abstractsのTwitter)
バンドは意外にもメンバーチェンジがされているようで、昔と今の正確なルーツなどは定かではありませんでした。
ただこのジャンルが好きな方は、是非調べてみて欲しいところです。当時は、メンバー全員の平均年齢が20歳、ということでアーティストとしての原石感が半端ない感じです(笑)
ichikaのインスタグラム動画が世界から称賛
2015年の9月から投稿され始めたichikaのインスタグラムのプレイ動画はその後続々と数を増やし、現在では約50件以上もの数になっています。
好奇心でクリックをしてしまうと、大半の人は「窓から楽器を投げ捨てたくなる。」そんな気持ちにさせられます(笑)
開始数秒で一気に引き込まれて、不思議な世界に連れて行かれるような、そんな魅力いっぱいですが、プレイヤーが見ると後悔するかも、、?
個人的にはギターも素晴らしいですが、歴の長いベースの演奏がエグいです。
ichikaが使用している機種
以前ichikaのTwitterで呟かれていましたが、ギター/ベースで有名な「Ibanez」とエンドース契約を結ばれました。
「Ibanez」アイバニーズ(昔の人はイバニーズと言いますけど)
ブランドとしての特徴は指板幅が少し広め、そしてネックが薄くフラットという特徴があり、テクニカルなフレーズもしかり指引きやアルペジオが綺麗に響きます。
スティーブヴァイやポールギルバードなど世界的に有名なギタリストも使用していますね。
僕も高校の時めっちゃ欲しかった〜。
ichika Ibanezの7弦ギター
詳細はこちら
S5527QFX-GFB
RG1027PBF-CBB
RGAIX7U-ABS
木目が美しいです。最近はこういったXoticWoodをよく見かけますね
ローズや定番木材が高騰してるのも理由でしょうか?
ベースはdingwallguitars
Dingwall NG2 5 String Bass BLACK
現在はこちらのモデルではないかなと思います。Novax Fanned-fret System (ファン・フレット・システム)“を採用している、世界屈指のハイクオリティーなハンドメイドベース。
メイプル指板でかなり立ち上がりとアタック感が強いサウンドですね、フレットも族に言うマルチスケール(斜めに打ち込まれたフレット)で早弾きやピッチの正確性が優先されている感じです。
演奏の中でもスウィープ奏法やライトハンド、ボスハンドのようなことも多用しているので、プレイに関してはフィンガリングを重視しているようです。
エフェクターなどの情報はあまりないですが「darkglass electronics」をしようして演奏している動画もありました、メインのサウンドメイキングは恐らくKemmperを使用しているのではないでしょうか。
楽曲制作とメディア
2016年3月27日リリースされたEP
「forn」EP
fornの単語の意味:以前に、前部の、…の前に と言う意味合いがありますが、こアルバムにどんな思いがあるのかichikaさんの想いが知りたいですね。
出典:https://ichika.bandcamp.com/album/forn
もう幻想的かつ世界観がものすごくて、ただのギターのインストではないですね。
予測できないメロディラインに、想像を超えた表現力、次々に溢れてくる心地よいサウンドはまるで深い森の中できらめく泉のようで、音作りから技から自然に引き込まれます。
ちなみにこちらのアルバムのジャケットは「からむし」さんという方が描かれた絵です。
独特な世界観が素敵ですよね。
(からむし様のTwiterアカウントはこちら)
ご迷惑だったらすぐ削除いたします。
また過去にはこういったアルバムも発売されています。
「Takenawa Intrigue」
出典:https://takenawaintrigue.bandcamp.com/track/lysis
こちらのアルバムの3曲目に「Ichika – Lysis」という曲を演奏されています。
クリーンなイメージから凄まじいテクニカルなフレーズ、7弦ギターを駆使したフレージングと最近ではVIVIXらしい超絶ギタリストの制作する曲「G.O.D.」系のサウンドイメージが強いですね。
プログレ的なサウンドが好きな方はこちらも是非、聴いてみて下さい。
ichikaに対する世界の声が面白い
こちらは個人的に笑ってしまたのでちょこっと紹介していきます。
出典:http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-2174.html
最後に応援メッセージ
超絶ベーシスト/ギタリストのichikaさん、これからもどんどん活動の場が広がると期待しています。
さらに魅力ある演奏で、もっともっとプレイヤーとして、素晴らしい世界観を表現したり、世界に日本のギタリストの底力を、見せていただきたいと勝手ながら期待しております。
おこがましいですが、今回ご案内したことは「Ichika」さんのまだまだほんの一部だと思いますので、今後個人的にも動向をチェックしたいと思います。
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最後まで読んでいただき有難うございました。
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